能登海洋深層水施設あくあす能登は平成17年8月1日に海洋深層水の取水・分水・製塩施設としてオープンしました。
小木沖3.7km地点、水深320mから1日約100トンの海洋深層水(原水)を取水します。
深層水の種類は原水・濃縮水・脱塩水の3種類があり、
分水方法はスタンド形式でタンクやペットボトルなどの容器持参で施設職員が給水するという形を取っています。
また、展示室には飲料水として飲むことが出来るようにした深層水を販売する自動販売機を設置、
深層水を使った商品も販売しています。
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海洋深層水とは一般的に水深200mより深いところにある海水のことを指します。
また、水深200mより上の海水を表層水と言います。
北極・南極で冷やされた海水は比重が重くなり、比重に応じて一定の深さまで潜り込み層状になります。
深層水が存在する海域では太陽光が届かず低温で安定していますが、
表層水は太陽熱で暖められた層があり、海面付近の海水は冬の大気などによって一旦は沈みますが、
表層水と深層水の間には水温躍層と呼ばれる急速に温度の下がる層があるので水深200mより深いところまでは届きません。
この為、表層水と深層水が混ざり合う事がありません。
海洋深層水の特徴としては表層水と比べ「清浄性」「富栄養性」「熟成性」「ミネラル特性」「低温安定性」などが優れており、
水産、農業、食品、飲料、化粧品、医薬品など多くの分野での利用可能性が期待されています。
『能登海洋深層水』は「日本海固有水」と言われている日本海内で循環している水深300mより深いところにある深層水で、
能登海洋深層水施設では小木沖約3.7km地点、水深320mの深さから取水しています。
能登海洋深層水施設では汲み上げた海洋深層水を100%使用し、
バランスのとれたミネラルの特性を活かす為に60度以下の温度でゆっくりと時間をかけて、塩に仕上げました。
施設では海洋深層水を1.5倍に濃縮した水を使用し、5日間かけて塩に仕上げます。
能登の塩は辛味が増す前の1番塩だけを製品にしています。
約3トンの深層水原水より60kgほどしか取り出せず、納得のいく味に仕上がっています。
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コーヒーやお茶に使用
脱塩水は硬度ゼロの超軟水で雑味が無く、薬品等の添加されていない為、お茶の渋みやコーヒーのほろ苦さが心地よく香ります。
電気ポット内部が全く汚れないとの意見もありました。
汁物や炊飯に使用
炊飯の際に利用するとご飯が黄色くなりにくく、ふっくらとした感じになります。また、出汁にすると長持ちします。
淡水魚(金魚・メダカ等)の飼育に利用
塩素等の薬品が添加されていない為、そのまま利用できます。
魚が病気になった時に原水や濃縮水を入れると元気になります。
漬物に利用
「キュウリを一晩漬けて食べる」「さつまいもを焼く前に一晩漬けておき、焼き芋にすると塩味が効いておいしい」
「他の漬物用液や塩に比べてコクがあり程良く甘く季節の野菜にも合う」
等の意見が寄せられています。濃縮水でも利用されています。
お風呂に利用
アトピー肌でお風呂に少し(2L程)入れると殺菌作用もあり、体も温まり血行が良くなります。
※循環式には使用しないでください。
干物や焼き魚に利用
「ハタハタは一晩、ハチメ・カレイは数時間漬けて焼くと魚の甘みが増す」
「小アジを一晩漬けて陰干し、ハタハタは2時間漬ける」
「イワシ・アジ・カレイを一晩漬けて干す。塩加減の調整が不要」
等の意見が寄せられています。
茹で物に利用
「とうもろこし・さつまいもを茹でると塩味がちょうどいい」
「茹で卵にすると黄身がとても美味しくなる」
「アスパラ・ブロッコリー等を水3:濃縮水2で茹でると良い味に仕上がる」
等の意見が寄せられています。
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